かあ火星(2025.04.23)・②
シーイング:2/5 透明度:3.5~4/5 一応いろいろ参考にして、動画1本から画像処理してみました。火星は明るいので感度を低く設定できたので1本からでもなんとかなりました。ただ火星の像が小さいせいかWavelet処理の効果があまりなく、そのため最初に画像を大きくしてからRegiStaxに持っていき、それでも普通の惑星の処理より3段階くらい処理量を押さえざるをえませんでした。 大シルチスなのに模様が薄いのは、カメラの画素数不足と悪シーイングでしょうがないですね。今までの例からして像が大きくてもこのシーイングでは写りません。
#121388
2025年4月23日 19時52分43秒
露出 180秒
合成F93.3 露出各30分の1秒 ISO1600 23.98fps FullHD 動画撮影モード
北海道石狩市花川南
望遠鏡:ケンコー・トキナー NEW SE-150N
カメラ:リコー PENTAX K-70
タカハシ製EM-1型赤道儀 使用(自動追尾)。Or7㎜アイピース 使用(引伸ばし法)。
ペンタックス製クリップオンGPSユニットO-GPS1 使用(正確な時刻を取得)。
14000mm
XMedia Recodeで、動画のファイル形式変換。
AutoStakkert!3で、上位10%(433/4332)をDrizzle3.0×でStack処理。
SILKYPIX Developer Studio Pro11で、調整処理及びリサイズ。
RegiStax Ver.6.1で、Wavelet処理、Rotate処理、De-renging処理及びRGBバランス調整。
SILKYPIX Developer Studio Pro11で、調整処理、リサイズ及びJPEG化。
やはり火星の像が小さすぎて処理がやりづらかったです。もう少しシーイングが良ければと思いますが、今年はいつ見ても悪いのでしょうがないです。今年の接近の記念になれば、と思います。