青島 靖8/13-14のペルセウス座流星群輻射点付近
8/10と12に二重星団を撮影した短時間の画像に流星が入り込んだことから、輻射点付近を5D2+135mmレンズで約5時間半狙ったところ、10個(省略した暗いものを含めると21個)の流星が捉えられました。いずれもエメラルド色の痕(全て次のコマには写らない短痕)を纏う美しい流星たちでしたが、興味深いのは、軌跡が単純な直線でなく、蛇行している様に見えるものがあり(No.2、7)、あるいは、流星体がスパイラル状に回転しながら飛行したのではないかと想像されることや、輻射点も単純な1点には収束せず複数のグループ(ダストトレイル?)に分かれている様に見えることなど、多くの人がこの手法にチャレンジし、もう少しデータが積み重ねられると、新しい発見があるかもしれません。ですが、何より撮影される流星の色が美しい。
#15290
2013年8月13日 23時32分25秒
露出 30秒
キヤノンEOS 5Dmark2、EF135mmF2(開放)、ケンコーSkyMemoNSによるガイド撮影。各画像データは写真欄外に記載。
岐阜県白川村
望遠鏡:キヤノン EF135mmF2L
カメラ:キヤノン EOS 5Dmark2
135mm
DPP+PhotoshopCS5(10枚の流星画像をDPPでRAW現像後、Photoshopで①画像をベースに各流星画像を位置合わせして流星付近のみを合成後、投稿用リサイズ(5598x3732→1999x1333))。画像下部欄外に、左から画像データ、輻射点図、主要流星のピクセル等倍画像(推定輻射点方向を左)を追加。
今夏の石川県は、やっと晴れても日本海の高温高湿大気が充満した青空も星も見えない様な空で、白山の東側に移動してようやくまともな空に巡り合えました。