PbOぎょしゃ座のHII領域

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沢山の星雲星団が写っていますが…左端上の明るい青い星がΘAur、右端真中のオレンジ色の星がιAurです。大型の散開星団は左からM37,36,38となります。勾玉星雲IC405、どくろ星雲IC410はつながって私にはカマキリの顔に見えます。このカマキリ頭にツノの様にM38に向かって伸びているのがLBN794、M38の少し南にある散開星団STOCK8の周辺の散光星雲がIC417、そのすぐ左の散開星団NGC1931とそれに重なるSh2-237、M38の左の広角で撮ったバラ星雲の様な星雲がSh2-232、すぐ下がSh2-235、そのすぐ右がSh2-231となります。M36とM38の北にも無名の赤い淡い星雲がある様です。(片山 徹)

#18461
2013年11月30日 23時3分17秒 露出 24分
90sec×16
静岡県 天城高原
望遠鏡:ペンタックス FA*85mmF1.4
カメラ:キヤノン SEO-COOLED X2(LT)
ISO1600、絞りF2.8、WB太陽光、長時間NRオフ、レンズはPK-EOSで接続、アイベル社製ポタ赤CD-1で恒星時ガイド
85mm
StellaImage7で共通ダークを引いたRAW画像16コマを加算平均して処理、ノートリミングで上が北となります。
11/30に天城高原で小林氏(PbO)と片山(PbO)で共同撮影からの13thリリースです。ラブジョイが昇ってくるまでSXP赤道儀で代表的な星雲を直焦撮影する傍らで「ポタ赤CD-1+IR改造X2+85mm望遠」でHII領域を中心に次々撮影してみました。