森 栄二NGC7000
先日撮影したNGC7000付近を、フォーカサーの温度補償をONにして再度撮影しました。 被写体が水平方向にある場合は、FSQ106のフォーカサーは軸が次第に傾くので星像を流さずに撮影するのは難しいです。天頂付近に来たときに撮影しました。
#2458
2010年5月29日 2時0分0秒
露出 80分
CCD温度(マイナス15度)、周囲より35度マイナス
アメリカ合衆国カリフォルニア州
望遠鏡:タカハシ FSQ106N
カメラ:その他 Orion Parsec 8300M
アトラス自動導入赤道儀、 ロボフォーカスコントローラー、 自作72mmOAG、astronomik Halpha filter (6nm)、オリオンNautilusフィルターWheel
500mm
MaxImDLV5にて自動撮影後、ダーク除去等の画像処理。
PhotoshopCS4にてJPEG化
オリオン社から発売された、USBのフィルタフォイールを使って撮影しました。このフィルターフォイール市販の中では価格が比較的安く、しかも軸受けにはベアリングが使ってありWheelの傾きがほとんどありません。Wheelが傾くと星像が流れるのですが、それがないのは嬉しいです。厚さも薄く、デジタルカメラなんかとも使えそうです。