各地の新聞の一面を並べてみた。日食地域では皆既になったところもならなかったところも、どこの国でも日食を一面トップで報じていた。
日本にいたかぎりでは、自然現象というより社会現象としての側面のほうが強調された感のある今回の海外での日食報道。実際のところ、海外では日食はどのように伝えられたのだろうか？
下の写真は、各地に散らばった日食特派員が日食の翌日に新聞スタンドに行き、「ここにある新聞全部ください！」と言って、目を丸くされながら集めてきた各国の新聞。日食地域ではまさに「フィーバー」だったようで、日食の記事は何面にも渡り、日食特集版として本紙とは別に折り込みが入っているものも複数あった。そのすべてはとても載せられないので、今回は各地の新聞の一面のみを抜き出し掲載することにした。
各国の新聞を見ると、日食帯に近い国ほど日食を取り上げる量が多い傾向があった。また、皆既時に曇天のところが多かったヨーロッパ北西部の新聞は部分食の写真が多く、晴れたところの多かった西アジア方面の新聞には、コロナの写真が多くみられた。
以下のリンクは、デジカメで撮影した各国の新聞につながる。本来ならそれぞれ何が書かれているかを書きたいところだが、英語はともかく、独語・仏語でさえ怪しいのに、そのほかの言語となると記事の詳細はおろか見出しの内容さえさっぱりワカラナイ。しかたないので、どこの国かは天気予報と通貨単位を見て判断した。
各地の新聞の一面を並べてみた。日食地域では皆既になったところもならなかったところも、どこの国でも日食を一面トップで報じていた。
［各国の新聞］
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