SKYWATCHAR連動企画 リニア彗星

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リニア彗星ギャラリー 《3》
【7月11日〜8月3日】

これまでに捉えられたリニア彗星の画像を紹介します。

サムネイル画像はトリミングしてあります。送って頂いた原画像は各サムネイル画像をクリックすることで見ることができます。




リニア彗星ギャラリー 【7月11日〜8月3日】

8月3日(沼尻 裕氏)
沼尻 裕氏

この日は、彗星の6〜7度西に三日月が出ていたこともあり、眼視ではLINEAR彗星を確認できませんでした。
ここにあるはず、という場所を撮影したところ、写真には写りました。
撮影時、彗星の高度が10度前後しかなかったため、大気差によって画面右上側の星が伸びてしまっています。

画面上方向に尾が伸びていますが、長さは頭部を含めても30分程度で、10日程前と比べると、随分と短くなっています。
全体に淡くなり、どこが中心かもはっきりしません。
彗星の周囲には、NGC4261など、おとめ座にある10〜13等級程度の銀河が、いくつか写っています。
それらと比べれば、LINEAR彗星の方が明るいですが、8〜9等級までは減光しているようです。
沼尻氏のホームページ:「天体写真館」http://home.htmnet.ne.jp/m01/numajiri/

2000年8月3日 20時40分から15分露出
撮影者/沼尻 裕(東京都八王子市)
撮影地/長野県下伊那郡
撮影機材/PENTAX 100SDUF(400mmF4)、タカハシ EM-200赤道儀 + ST-4により恒星ガイド、600mm相当にトリミング
フィルム/エクタクローム E200
その他/フィルムスキャナ(Nikon LS-1000)でスキャン後、Photoshop3.05Jで若干の調整を行ったもの。
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7月31日(茂木弘光氏)
茂木弘光氏

残念なニュースが流れました。彗星の核が分裂して急激に拡散減光しているようです。
ウエスト彗星は分裂をして急激に明るくなったのですが、リニア彗星は寂しいことに暗くなってしまい見るからに細々しい姿になってしまいました。
この画像が最後のC/1999 S4(LINEAR)リニア彗星です。

茂木氏のホームページ:「太田から見た星々」http://www.page.sannet.ne.jp/hmotegi/

2000年7月31日(60秒露光10枚)
撮影者/茂木弘光
撮影機材/反射望遠鏡(D185mm、f990)+ 冷却CCDカメラ(ビットラン BJ-32L)
トーカイタイプ?フィルタ、2x2ビニング
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7月30日(門田健一氏)
門田健一氏

長細い形をした頭部の集光は、徐々に弱まりつつあり、日々拡散が進行しています。
宇宙のチリとなって消えゆくことは、運命とはいえ悲しいことです。
「楽しませてくれて、ありがとう。」

2000年7月30日 20時15分(I-Band 30秒露光4枚)疑似カラー
撮影者/門田健一
撮影地/埼玉県上尾
撮影機材/18cmF5.5反射望遠鏡 + 冷却CCDカメラ(MUTOH CV-16II)

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7月28日(日本時間29日)
(田中一幸氏)

田中一幸氏

23、24日以降から彗星が小さくなっていました。
26日辺りから、核らしいものもほとんどなくなっています。

2000年7月28日 22時09分(現地時間・PST)
(90秒露光1枚)
撮影者/田中一幸(アメリカ)
撮影地/カリフォルニア州 セコイヤ国立公園
撮影機材/12.5センチメートル ライトシュミット(fl=475mm、F=3.8)
Meade Pictor416XTE + エドモンドサイエンス社 IRCフィルタ
その他/ATANトーンカーブ補正、スカイノイズ補正
北極軸オフセットによる彗星の動きをキャンセル

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7月29日(門田健一氏)
門田健一氏

核が崩壊した後のようすを捉えました。
頭部の集光部分はなくなり、東西に細長く延びています。
23日ごろまでは、強く集光した丸い頭部が見られましたが、形状はすっかり変わってしまいました。

2000年7月29日 20時43分(I-Band 30秒露光6枚)
撮影者/門田健一
撮影地/埼玉県上尾
撮影機材/18cmF5.5反射望遠鏡 + 冷却CCDカメラ(MUTOH CV-16II)

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7月27日(清水雅史氏)
清水雅史氏

雲間のためひじょうに短い露出しかできませんでした。

(編集注:FITS形式による生データでご応募頂きましたので、こちらでレベル調整、デジタル現像処理のみを行ない、掲載しました。応募頂いた元画像はこちら<20000727_shimizu-fits.fit>です。ブラウザで見ることはできませんで、ダウンロードしてご覧ください)

2000年7月29日 20時43分から(4秒露光)
撮影者/清水雅史
撮影機材/ビクセン R200 + コマコレクタ、昭和25E赤道議
Apogee KX2 冷却CCDカメラ(4x4ビニング、―5度)
その他/(編集注:ステライメージ3にてレベル調整、デジタル現像処理)
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7月23日(日本時24日)
(田中一幸氏)

田中一幸氏

この日がもっともイオンテイルが伸びました。
6センチメートル + ST-4による彗星核ガイドができなかったので、極軸オフセットで彗星を追尾です。

田中氏のホームページ(リニア彗星画像集);http://www5f.biglobe.ne.jp/~kztanaka/linear.html

2000年7月23日 22時26分から(現地時間・PST)
(赤:90秒露光3枚 緑:90秒露光7枚 青:90秒露光4枚)
撮影者/田中一幸(アメリカ)
撮影地/カリフォルニア州 セコイヤ国立公園
撮影機材/12.5センチメートル ライトシュミット(fl=475mm、F=3.8)
Meade Pictor416XTE + エドモンドサイエンス社 RGB干渉フィルタ、IRCフィルタ
その他/SIRIUSにて彗星の核を基準にRGB合成、ATANトーンカーブ補正、スカイノイズ補正
北極軸オフセットによる彗星の動きをキャンセル
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7月23日(近藤弘之氏)
近藤弘之氏

ちょっと彗星の追尾がうまくいってませんでしたが、時間がないのでご容赦のほどを。
結局のところ、思ったよりも明るさは伸びなかったような感じです。
カメラは前回同様 光映舎さんからMUTOH CV-04Eチップ改造の試作機を使って撮影しています。
光害地かつ薄暮の悪条件でのEチップは威力を発揮します。

2000年7月23日 20時02分から
(L画像:120秒露光5枚ビニングなし RGB:3×3ビニング)
撮影者/近藤弘之(東京都立川市)
撮影地/東京都立川市柴崎町
撮影機材/BORG76ED(fl:500mm、F:6.6)直焦点撮影、ビクセンGPD+スカイセンサー2000
MUTOH CV-04をEチップにバージョンアップ(試作品)、Eチップはコダック KAF-0401LE(EGタイプ)
その他/ステライメージ3でダーク・フラット補正、ホット・クールピクセル消去。5枚コンポジット後、デジタル現像処理。RGB画像作成後 LRGBカラー合成処理。
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7月22〜23日
リニア彗星0723-02
リニア彗星0723-01
リニア彗星0722-02
リニア彗星0722-01

リニア彗星最接近時にあわせてアストロアーツリニア彗星追跡チームが埼玉県上尾市から速報としてお送りした画像です。

画像上から;
2000/07/23 20:58〜21:01(JST)
30秒露出の画像を4枚コンポジット。頭部が強く集光しているようすがわかる。

2000/07/23 20:35〜21:36(JST)
翌23日もリニア彗星を追跡。22日より透明度が高く、拡大すると広がった見事な尾が捉えられた。

2000/07/22 20:40〜20:42(JST)
薄明終了直後の画像(20秒露出)を4枚重ねて、リニア彗星の移動を表現。 ほんの2分の間に、恒星の中を南東の方向に大きく動くようすがわかる。
その後、北西の空から雲に覆われ、21時すぎに観測を断念。

2000/07/22 19:50(JST)
薄明中に捉えた最接近中のリニア彗星。 頭部の集光が強く、広がったりっぱな尾が見られる。
上尾でリニア彗星を狙う機材は、口径18cm反射望遠鏡+CCDカメラ。 光害の中でも鮮明な彗星像を捉えることができる。


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7月22日(沼尻 裕氏)
沼尻 裕氏

彗星の光度は6.0等級と見積もりました。
望遠鏡で見ると長さ1度以上の尾が確認でき、小型双眼鏡でも尾がある姿を見ることができました。しかし、肉眼では全然見えませんでした。
また、雲が多い天候だったため、撮影には苦労しました。
ST-4による彗星核ガイドを行なったため、周囲の星は線状に写っています。
眼視では尾は1本しかわかりませんでしたが、写真には、2本の尾が写っています。
画面右寄りの方に向かって伸びる、赤っぽい色の曲がった尾がダストテイル、それより左側、画面中央に向かって真っ直ぐ伸びる白っぽい尾がイオンテイルのようです。
ダストテイルの長さは1.5度程度、イオンテイルは2度以上あり、画面上部の雲の中にまで達しています。

2000年7月22日 21時24分から(20分露光)
撮影者/沼尻 裕(東京都八王子市)
撮影地/長野県下伊那郡
撮影機材/ペンタックス 100SDUF(fl:400mm、F4)+ タカハシ EM-200赤道儀 (ST-4により彗星核ガイド) 600mm相当にトリミング フィルム:エクタクローム E200
その他/フィルムスキャナ(Nikon LS-1000)でスキャン後、Photoshop3.05Jで若干の調整
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7月22日(笠原 誠氏)
笠原 誠氏

7月10日ごろの姿から大きく変わってきました。

2000年7月22日 20時47分から(300秒露光6枚)
撮影者/笠原 誠
撮影地/小淵沢付近
撮影機材/セレストロンC5 + 0.5xレデューサ Mark-X + Skysensor2000PC
カメラ:自作冷却CCDカメラ PLANETpro-2 (CCD:ICX-085AL)
オートガイダ:自作冷却CCDカメラ PLANETpro-248
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7月22日(好見勝美氏)
好見勝美氏

奥高野へ出かけて撮影したリニア彗星の写真です。
期待したほどには明るくなってませんが写真ではそこそこには写ってくれます。

2000年7月22日 21時15分から(9分露光)
撮影者/好見勝美
撮影地/高野龍神スカイライン
撮影機材/タカハシε-130(f=430mm,F3.3) + ビクセン アトラクス + ノブオ電子 Pyxis
フィルム:TP2415水素増感
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7月21日(赤木浩一氏)
赤木浩一氏
赤木浩一氏

自宅に帰るとすぐに屋根の下に消え2ショットしか撮れませんでした。(;;)
ロケーションの良いところに移動する時間がとれなかったのが残念です。
今後は夕方1本勝負になるのでしょうか。沢山の皆さんのいい画像が励みになってます。
負けずにがんばりたいと思います。

7月21日21時41分27秒から(30秒露光10枚)
撮影者/赤木浩一
撮影地/福岡県宗像郡
撮影機材/タカハシ BRCー250M(fl:1268mm F5) + NJP-TEMMA
SBIG ST9-E
その他/ステライメージ3で画像処理

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7月21日(水谷全克氏)
水谷全克氏

20日ぶりの撮影です。だんだんと増光しているようですが西の空に廻り高度が低くなってきました。
水谷氏のホームページ:http://member.nifty.ne.jp/M_Mizutani/

2000年7月21日 20時10分から(L:60秒露光5枚)、2X2ビニング
撮影者/水谷全克
撮影地/三重県桑名市(自宅ドームにて)
撮影機材/タカハシ製望遠鏡(口径210mm、fl:628mm、F3)+ テレプラスプロ
ビットランBJ-31L + CFW-8A(オリジナルコントローラ)
トーカイフィルターLRGB TYPE3使用 その他/ステライメージ3にて画像処理・彗星中心にコンポジット
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7月21日(松本博久氏)
松本博久氏

核がしっかりしてきましたので、 ST-4による核ガイドでスムーズな追尾ができるようになりました。

2000年7月21日 21時10分から21時22分(12分露光)
撮影者/松本博久(鳥取県倉吉市)
撮影地/鳥取県地蔵峠
撮影機材/BORG125ED(fl:500mm、F4)+ NJP赤道儀
BORG100ED + ST-4にて彗星核ガイド
フィルム:コダックE200 (ASA400) ミノルタF-2900にて入力
左画像をクリックすると、より大きな画像が見られます。

7月20日(赤木浩一氏)
赤木浩一氏
赤木浩一氏

19日の夕方に冷却CCDで撮影したリニア彗星の画像です。
撮影時の彗星の高度が15度を切っており、尾の写りがあまり良くなかったので27枚の画像をコンポジットしました。
(トリミングしてあるので写野は元画像より狭くなっています)

2000年7月20日 21時18分36秒から(20秒露光10枚)
撮影者/赤木浩一
撮影地/福岡県宗像郡
撮影機材/タカハシ BRCー250M(fl:1268mm F5) + NJP-TEMMA
SBIG ST9-E + TOKAI LRGBtype3 L使用
その他/ステライメージ3で画像処理 512×512ピクセルを400×230にトリミング

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7月19日(田名瀬良一氏)
田名瀬良一氏

19日の夕方に冷却CCDで撮影したリニア彗星の画像です。
撮影時の彗星の高度が15度を切っており、尾の写りがあまり良くなかったので27枚の画像をコンポジットしました。
(トリミングしてあるので写野は元画像より狭くなっています)

2000年7月19日 21時14分〜41分の間(30秒露光27枚をコンポジット)
撮影者/田名瀬良一
撮影地/三重県阿山郡阿山町西湯舟
撮影機材/BORG125ED/F6.4 + 冷却CCD(MUTOH CV-04)冷却温度0℃(誠報社 赤外カットフィルター使用)
画像処理/ステライメージ3使用

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7月17日(宇都正明氏)
宇都正明氏

月食を撮影した後に撮影しました。
今回は、カシオQV-8000SXデジカメによる画像です。
この日は月明かりとモヤで残念ながらBORGの望遠鏡では彗星の姿はひじょうにかすかにしか見えませんでした。
満月があっても写るのはさすがにCCDです。デジカメでも尾が写るようになってきています。

2000年7月17日未明(64秒露光26枚)
撮影者/宇都正明
撮影地/天竜川河川敷(浜北市)
撮影機材/BORG76ED屈折望遠鏡 + QV-8000SXデジタルカメラ + 笠井トレーディング PL40(アイピースによるコリメート法)
その他/中央部640*480ドットをトリミング

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7月16日(木村 喬氏)
木村 喬氏

20時をすぎると急に雷が鳴り出しあわてて機材を片づけました。
しかし21時30分を過ぎると晴れ間が広がり、皆既中には満天の星空となりました。
低空の彗星は7等前半で尾も短く、頭部の活動も活発ではないように思えます。

2000年7月16日 23時42分から(60秒露光1枚)
撮影者/木村 喬(埼玉県熊谷市)
撮影地/群馬県下仁田町神津牧場
撮影機材/タカハシε160(16cm F3.3)+ ビットランBJ-30C
ステライメージ3にて画像処理。

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7月12日(田中一幸氏)
田中一幸氏

7月6日のイオンテイルの尾の活動原因を調べるために、過去のリニア彗星画像にアンシャープマスクをかけたところ、左上の画像のように、すべての画像で核と尾が分離したようすが見られました。上下スケールは同じ。
田中氏のホームページ(リニア彗星画像集):http://www5f.biglobe.ne.jp/~kztanaka/linear.html

2000年7月12日 02時14分から(現地時間・AZT)(赤:90秒露光2枚 緑:90秒露光6枚 青:90秒露光7枚)
撮影者/田中一幸(アメリカ)
撮影地/アリゾナ州 ツーソン郊外
撮影機材/12.5センチメートル ライトシュミット(fl=475mm、F=3.8)
Meade Pictor416XTE + エドモンドサイエンス社 RGB干渉フィルタ、IRCフィルタ
画像処理/【左上写真】アンシャープマスク
【左下写真】オリジナル青画像(SIRIUSにて)
左画像をクリックすると、より大きな画像が見られます。

7月12日(田中一幸氏)
田中一幸氏

長いイオンテイルはあまり見えないようですが、コマの勢いは依然活発のようです。
8x40双眼鏡でもようやく確認が楽になりました。
田中氏のホームページ(リニア彗星画像集):http://www5f.biglobe.ne.jp/~kztanaka/linear.html

2000年7月12日 02時14分から(現地時間・AZT)(赤:90秒露光2枚 緑:90秒露光6枚 青:90秒露光7枚)
撮影者/田中一幸(アメリカ)
撮影地/アリゾナ州 ツーソン郊外
撮影機材/12.5センチメートル ライトシュミット(fl=475mm、F=3.8)
Meade Pictor416XTE + エドモンドサイエンス社 RGB干渉フィルタ、IRCフィルタ
その他/SIRIUSにて彗星の核を基準にRGB合成、ATANトーンカーブ補正
左画像をクリックすると、より大きな画像が見られます。

7月11日(宇都正明氏)
宇都正明氏

先日よりも透明度が劣るのと露出が短いために尾があまり写っていません。
でも、彗星をすかして見えるオレンジ色の星がなかなかに綺麗です。
尾の形状などは、7月9日とたいして変わっていないようです。

2000年7月11日未明(L:3分、RG:各2分、B:5分露光)
撮影者/宇都正明(静岡県浜松市)
撮影地/静岡県浜松市郊外
撮影機材/Pentax 100SDUF + 武藤 CV-O4L 冷却CCDカメラ、トーカイLRGBフィルタ(Type1-B Type3-G Type3-R Type2-L)使用
その他/ステライメージ3にて画像処理
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7月11日(中西英和氏)
中西英和氏

11日の朝撮ったリニア彗星です。国内では販売していないスターライトエクスプレス 社製の冷却CCDカメラで、セルフガイドして撮りました。
中西氏のホームページ:http://member.nifty.ne.jp/pikapika/

2000年7月11日 02時48分
撮影者/中西英和
撮影地/愛知県尾西市
撮影機材/ALTER8N(20cmマクストフニュートン、F6)
その他/フラット補正後、GradientFilterをかけ、ステライメージ3にてデジタル現像ホットピクセル除去をしました。ダーク補正は行なっていません。
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7月11日(門田健一氏)
門田健一氏

頭部の成長は停滞ぎみですが、尾が長くなってきました。
感度を稼ぐため、3x3ビニングで撮影したところ、20分角以上のダストテイルが写りました。

2000年7月11日 03時11分(I-Band 40秒露光8枚)疑似カラー処理
撮影者/門田健一
撮影地/埼玉県上尾市
撮影機材/18cmF5.5反射望遠鏡 + 冷却CCDカメラ(MUTOH CV-16II)
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7月11日(茂木弘光氏)
茂木弘光氏

焦点距離990ミリメートル + CCD では、2分露光で彗星が移動してしまいました。
茂木氏のホームページ:「太田から見た星々」http://www.page.sannet.ne.jp/hmotegi/

2000年7月11日 02時43分(2分露光 2×2ビニング 11枚)
撮影者/茂木弘光
撮影地/群馬県太田市
撮影機材/D185mm F5.5反射望遠鏡 + ビットランBJ-32L、トーカイタイプIIフィルタ(L使用)
その他/ステライメージ3にて画像処理。
左画像をクリックすると、より大きな画像が見られます。

7月11日(高崎繁樹氏)
高崎繁樹氏

4日ぶりの撮影でしたが、格段に大きくなっています。
望遠鏡による眼視でも尾の存在まで充分に確認できます。
金沢市内の明るい場所での観測のため双眼鏡ではまだ確認できません。

2000年7月11日 02時24分から25分(L:90秒露光5枚、RGB:各60秒露光1枚)
撮影者/高崎繁樹(石川県金沢市)
撮影地/石川県金沢市
撮影機材/ビクセンR200SS + 2倍テレコン + 冷却CCDカメラ(ビットランBT-10LE)、赤外カットフィルター使用
その他/L画像:2x2ビニング、加算平均 RGB画像:2x2ビニング。LRGBおよびLabの重複画像処理。
左画像をクリックすると、より大きな画像が見られます。

7月11日(笠原 誠氏)
笠原 誠氏

今回は、オートガイダのプログラムを改造したため、核によるガイドが良好に行なえました。
笠原氏のホームページ:http://plaza.harmonix.ne.jp/~kasahara/

2000年7月11日 02時03分37秒から(600秒露光)
撮影者/笠原 誠
撮影機材/セレストロンC5 + 0.63xレデューサ Mark-X + Skysensor2000PC
カメラ:自作冷却CCDカメラCCDpro-1600 (CCD:KAF-1600 ノーマルチップ)
オートガイダー:自作冷却CCDカメラPLANETpro-248
左画像をクリックすると、より大きな画像が見られます。



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