太陽系のもっとも内側をめぐる水星は、太陽に近く見にくい惑星だが、5月22日には太陽の東側へ22.5度離れて東方最大離角になり、夕空では2001年のうちでもっとも見つけやすくなる。日没後のできるだけ早めに見るのがよく、双眼鏡があるとその姿が見つけ出しやすくなる。このときの水星の明るさは0.5等級、近くに木星(−1.9等級)があり、5月24、25日には近くに細い月がやってくる。
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