太陽系最遠の惑星の冥王星が、6月6日に衝となる。といっても冥王星の明るさは14等級に近い暗さなので、単にその姿を見るのもなかなか難しい。肉眼的には空の暗く澄んだ場所で、30センチメートル以上の口径の望遠鏡で見ればなんとかわかるだろう。その場合、倍率は少々高めにした方がよく、詳しい星図で位置をよくつかんでおいて、数日後移動を確かめるようにしたい。
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