夜明け前の東天ですばらしい輝きを見せている明けの明星の金星が、6月8日に太陽の西側へおよそ46度離れて西方最大離角になる。金星の明るさは−4.3等級、望遠鏡で見ると下弦の半月のように真半分の形に欠けているのがわかる。金星が東の空に姿を見せるのも早く、東京付近では午前2時過ぎには昇り始める。
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