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07/05 宵から6日未明にかけ部分月食

 今年は1月10日に皆既月食が見られ、12月30日には半影月食が見られる。その中間にあたる7月5日の宵から6日未明にかけては満月の半分が欠ける部分月食が見られる。つまり、一年のうちに月食の三つのタイプがすべて楽しめるというわけである。月食は満月が欠ける現象なので肉眼でもよく見えるが、7月5日の部分月食は欠ける割合も見える時刻、方向もころあいなので楽しみやすいものといえる。ただし、まだ梅雨の最盛期のころなので天候だけが気がかりになる。最も大きく50%欠けるのが午後11時55分なので、ほぼ月が真南にやってくるころが部分月食の最大となり好都合だが、夏の満月は南に低くしか見えないので、できるだけ南の方向の視界のよく開けた場所で見えるようにしたい。



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