8月22日 宵の明星金星が東方最大離角
このところ夕方の西空で宵の明星として明るく輝いている金星の姿が人目を引いているが、その金星が8月22日に太陽の東側へ46°離れて東方最大離角になる。金星の高度は最も高くなるはずだが、今回は高度が高くならず、6月ころにくらべると逆に10度くらい低くなってしまっている。肉眼では宵の明星とよばれるほどには見えないというわけだが、望遠鏡の場合は上弦の月のように半月状に欠けて見え、これからは急速に金星の満ち欠けの姿が興味深いものになるので注目したいところだ。
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