9月15日 いて座σ星食(東京潜入18時05分出現19時27分) 宵の南の空ではいて座の姿が見やすくなっているが、9月の声を聞くとそれも早い時刻のうちに西へ傾くようになる。そんないて座の南斗六星のところにある、いて座のσ(シグマ)星が上弦すぎの月にかくされるところが9月15日の宵に全国で見られる。この日の日没は東京の場合で午後5時49分なのでσ星が月の暗いふちから潜入するころの空はまだ明るく、σ星の食は見えそうにもないが、2.1等の明るい星なので望遠鏡なら見ることはできよう。今年の星食のうちでは好条件であり、宵の時間帯もよいころなのでしっかり楽しむことにしたい。σ星が月の明るいふちから出現するころには空はすっかり暗くなっている。 |
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