9月26日 宵の明星の金星が最大光度
8月22日に東方最大離角になった金星は、その後、太陽との離角をせばめてきて、9月26日−4.7等の最大光度となる。ただし、今回は夕方の西天での地平高度が非常に低く、日没時の高度が10度を少し越えるくらいにしかならないので、いつもの最大光度のときほどには宵の明星としての存在感がないものとなっている。むしろ、その点では昼間の青空の中で輝く金星の姿を見つける方がよく、望遠鏡で見ると青空の中に五日月形に欠けている姿が低倍率でも見られる。
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