10月30日 金星が太陽と地球の間に入り内合 年初めの1月14日に太陽の向こう側にまわって外合となった金星は、10月30日にはいよいよ太陽と地球の間に入ってきて内合となる。以降は明け方の東天に移り明けの明星として見えることになる。今年前半の宵は、夕空での地平高度があまり高くならず宵の明星としての姿は見ばえがしなかったが、内合後は急に高度を高めてきて、12月7日の最大光度のころは、日の出時で30度を越える。早起きした年輩の方々から夜明け前の明るい星は何ですかという質問を受けるようになることであろう。 |
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