2004年7月15日 金星が最大光度

(説明図)

5日、5月2日に「宵の明星」として最大光度を迎えた金星が、今回は「明けの明星」として再び-4.5等級の最大光度となる。見かけの大きさである視直径は37秒角。夜明け前の東天で高度が高くなるので、5月の時と同様に明け方の空でもすばらしく輝く姿が見られる。望遠鏡なら、三日月形に欠けた金星の姿を、はっきり見ることができるだろう。