2004年7月29日 みずがめ座δ流星群が極大

(説明図)

7月15日ごろから8月まで出現が続くみずがめ座δ(デルタ)流星群の南群が、29日ごろに極大を迎える。夏休み期間に楽しめる数多くの流星群のうち、最初に出現するものとして注目したい。今年は8月1日に満月となる大きな月が出ているため、宵のうちは好条件とは言えない。しかし、月没後は好条件で見られるため、月が沈む頃から観測するとよさそうだ。

なお、今年の予想出現ピークは、29日10時ごろと見られている。

また、この頃にはペルセウス座流星群をはじめ、みずがめ座に放射点を持つ複数の流星群たちも活動をはじめるので、しばらく夜空は流星でにぎやかになる。