2004年12月31日 金星と水星が接近

(説明図)

「明けの明星」金星が、12月に入っても夜明け前の東天で明るく輝いている。その金星が、31日の夜明け前の空で、水星と約1度間隔に接近する。水星は30日に、地球から見て太陽から西側へもっとも離れる位置にやってきて、西方最大離角(22度26分)となっている。低空での水星の姿は見つけにくいが、金星を目印にすれば、-0.3等級の水星はすぐに見つけられるだろう。