本物を体験する「星つむぐ家」クラウドファンディング
【2023年7月7日 星ナビ編集部】
紹介:高橋真理子さん(星つむぎの村)
星つむぎの村は「星を見上げて人と人をつなぎ、ともに幸せをつくろう」をミッションに、出張プラネタリウムや観望会、ワークショップなどを行っているコミュニティです。主軸になっているのは「病院がプラネタリウム」という、病気や障害によってなかなか本物の星空を見るのが難しい子どもたちやその家族、ケアする人たちに星空を届ける活動です。活動を通して、私たちは「一緒に星を見ること」が、人々の心の支えや人生における大きな経験になることを学んできました。
数々の経験は、私たちに「誰もが安心して満天の星を見に来られる宿泊場所をつくりたい」という想いを募らせました。そして、当事者を含む村人たちと検討を重ね、車いすやバギーでも快適に星空を楽しめる「星つむぐ家」構想ができあがってきました。場所は、星空が美しく見えることで天文ファンにも人気の八ヶ岳南麓です。
「星つむぐ家」は、2023年10月1日の竣工を目指して現在建設が進んでいます。けれども、これまで積み立てした資金やいただいたい助成金だけではまだ十分でありません。クラウドファンディングをスタートしましたので、この機会にご支援いただけたら幸いです。そしてぜひ家にお越しいただき、一緒に星を見上げましょう。
《クラウドファンディング「誰もが安心して満天の星に出会える場所を作りたい!」》
〈関連リンク〉
- クラウドファンディング「誰もが安心して満天の星に出会える場所を作りたい!」
- 一般社団法人星つむぎの村 「病院がプラネタリウム」活動紹介など
- 「星ナビ」2023年8月号 News Watch「すべての人が 星空と出会える家」
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