AstroArts Topics

ヘッドライン

大気中にダイヤモンドが舞う系外惑星

2025/01/21
系外惑星の大気中に存在すると示唆される”もや”について、従来予想されていた煤のような物質ではなく、想定外のダイヤモンドが形成される可能性が理論研究で示された。

宇宙電波の“さえずり”が短時間で電子を加速した痕跡を発見

2025/01/21
ジオスペース探査衛星「あらせ」の観測データから、地球周辺の宇宙空間で「コーラス」と呼ばれるプラズマ波が1秒以下の時間スケールで電子を加速している痕跡が見つかった。

134億年前の生まれたての銀河の知られざる性質

2025/01/20
134億年前の初期宇宙に存在する銀河がアルマ望遠鏡などで観測され、激しい星形成や重元素量の極端な少なさなど、これまでほとんど手がかりのなかった原始銀河の性質が明らかにされた。

天文書評&新刊情報『月のこよみ』『アストロガイド 星空年鑑』など6冊

連載・読み物
2025/01/20
星ナビ2025年1月号「ほんナビ」で紹介の6冊:📖天文手帳📖天体観測手帳📖元素手帳📖月のこよみ📖藤井旭の天文年鑑📖アストロガイド 星空年鑑

2025年1月中旬 金星と土星が接近

2025/01/17
2025年1月中旬から下旬ごろ、夕方から宵の南西から西南西の低空で金星と土星が接近する。最接近は1月18日ごろ。

すばる望遠鏡の超広視野多天体分光器PFSが本格始動

2025/01/17
すばる望遠鏡に2400個の「目」からなる複眼「超広視野多天体分光器」が装備された。多数の天体の光を同時にとらえ色分けして観測することが可能で、8m級望遠鏡としてはすばる望遠鏡が世界で唯一だ。

2025年1月17日 火星がふたご座で衝

2025/01/17
2025年1月17日、火星がふたご座で衝(太陽‐地球‐火星がまっすぐに並ぶ位置関係)となる。

板垣さん発見の超新星を東アジアの電波望遠鏡で観測研究

2025/01/16
2023年5月に板垣公一さんが発見した超新星2023ixfの電波放射が日本VLBI観測網などで観測された。爆発前の星の質量放出が数十年前から活発化していたことがわかり、大質量星の進化過程の一端が示された。

ispaceの月着陸船「レジリエンス」打ち上げ、再挑戦を本格始動

2025/01/16
日本のispace社による月面探査プログラム「HAKUTO-R」の月面探査車「テネシアス」を搭載した月着陸船「レジリエンス」が1月15日に打ち上げられた。レジリエンスは無事に予定の軌道へ投入され、ispaceの月面着陸への再挑戦が本格始動した。

観測記録を大幅更新!65億光年彼方の単独の星を多数発見

2025/01/15
重力レンズを利用した観測から、65億光年離れた遠方銀河内に40個以上の恒星が発見された。遠方銀河内の単独星の発見数としては過去最多となる成果で、銀河の進化やダークマターの正体を研究する上で有意義な手がかりが得られそうだ。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

「猪名川天文台」のプラネタリウムがリニューアル

2025/01/15
兵庫県猪名川町の「猪名川天文台」のプラネタリウムがリニューアルした。

2025年1月下旬 火星とポルックスが接近

2025/01/15
2025年1月中旬から2月上旬ごろ、火星とふたご座の1等星ポルックスが接近する。最接近は1月22日ごろ。

ベピコロンボが水星に295kmまで最接近、最後のスイングバイを完了

2025/01/14
日本時間1月8日、日欧の探査機「ベピコロンボ」が水星に295kmまで最接近する6回目の水星スイングバイを実施し、来年11月の水星到着に向けた軌道の修正を完了した。

1月16日にプラネタリウムライブ配信 「2024年&2025年の星空を語る!」

2025/01/14
アストロアーツYouTubeチャンネルでは、プラネタリウムライブ配信「2024年&2025年の星空を語る!」を1月16日(木)に開催。2025年に起こる見逃せない天文現象や、2024年の星空の思い出を紹介します。

2025年1月 アトラス彗星が0等前後

2025/01/14
2025年1月の中旬から下旬、アトラス彗星(C/2024 G3)が夕方の西南西の超低空に0等前後で見えると予測されている。

2025年1月10日 金星が東方最大離角

2025/01/10
2025年1月10日、夕方から宵の南西の空で輝いている宵の明星の金星が太陽から最も離れて東方最大離角となる。

2025年の主要なミラ型変光星の光度変化予測

2025/01/09
数か月以上の長い周期で明るさが大きく変わるミラ型変光星のうち主なものについて、2025年の光度変化の予測グラフを紹介しよう。今年はくじら座のミラ、はくちょう座χなどがおすすめだ。

活発な原始星周辺の複雑な有機分子を10年間追跡

2025/01/08
アルマ望遠鏡で原始星の周囲の有機分子を10年にわたり追跡した観測から、昇華した分子の再凍結にかかる時間が従来の説よりも長いことを示唆する結果が得られた。

X線天文衛星「すざく」が大気圏再突入

2025/01/08
2015年8月に科学観測を終了したX線天文衛星「すざく」が、日本時間1月5日23時41分ごろ、南太平洋上空で大気圏に再突入した。

太陽とよく似た性質の星でもスーパーフレアが100年に1回起こる

2025/01/07
系外惑星探査衛星「ケプラー」が取得した多数の恒星の明るさデータから、太陽に似た恒星で100年に1回の頻度でスーパーフレアが起こる可能性が示された。太陽におけるスーパーフレアの発生頻度の推定に役立つ成果だ。