AstroArts Topics

ヘッドライン

星ナビ3月号は「すばる食のシーズン」と「瀬名秀明さん連載小説」

2025/02/03
星空を楽しむための月刊「星ナビ」2025年3月号は2月5日(水)発売です。すばる食の前に観測のポイントをチェック。今月から小説家・瀬名秀明さんの連載小説がスタートします。

準天頂衛星「みちびき6号機」搭載のH3ロケット5号機、打ち上げ成功

2025/02/03
準天頂衛星「みちびき6号機」を搭載したH3ロケット5号機が、2月2日17時30分に種子島宇宙センターから打ち上げられた。ロケットは計画通りに飛行し、衛星は正常に分離されて所定の軌道に投入された。

櫻井さんと板垣さん、いて座に新星を発見

2025/02/03
茨城県の櫻井幸夫さんが1月26日、いて座に約9等級の新星を発見した。また、29日には山形県の板垣公一さんが、いて座に約11等級の新星を発見した。

2026年の暦要項発表、3月に皆既月食

2025/02/03
国立天文台から、来年2026年の「令和8(2026)年暦要項」が発表された。3月3日の宵に全国で皆既月食が見られる。伝統的七夕は8月19日、中秋の名月は9月25日。

2025年2月9日 月と火星が大接近

2025/02/03
2025年2月9日の夕方から10日の未明、月と火星が大接近する。

太陽系は近傍の超新星爆発とほぼ同時に誕生した

2025/01/30
アルミニウム26などの放射性同位体を利用した理論研究により、現在の太陽系の近傍で重力崩壊型の超新星爆発が起こり、その直後に太陽系形成が始まったことが示された。

M87ブラックホール周囲の降着円盤の乱流が明るさの変化に影響

2025/01/28
楕円銀河M87の中心ブラックホールの観測とシミュレーションにより、2年間でリングの最も明るい部分が変化したことについて、ブラックホール周囲を回転するガス円盤の乱流が重要な役割を果たしている可能性が示された。

火星の地下氷が豊富な領域を特定、有人探査の着陸候補

2025/01/24
「周氷河地形」と呼ばれる地形に着目した研究で、火星の地下氷が豊富に存在する領域としてアラビア台地などが特定された。将来の火星有人探査の着陸候補地として適した場所になりそうだ。

2025年2月2日 細い月と金星が並ぶ

2025/01/24
2025年2月2日の夕方から宵、西南西から西の低空で細い月と金星が並ぶ。

2025年2月1日 土星食/細い月と土星が接近

2025/01/24
2025年2月1日の12時30分ごろから13時30分ごろ、月が土星を隠す土星食が起こり、南関東などを除く日本の広範囲で見られる。さらに食の後の夕方から宵、西南西の低空で細い月と土星が接近する。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

2025年2月上旬 金星と海王星が接近

2025/01/24
2025年1月下旬から2月上旬ごろ、夕方から宵の西南西の低空で金星と海王星が接近する。最接近は2月1日ごろ。

2025年2月の星空ガイド

2025/01/24
見どころ/金星(夕方~宵)、火星(夕方~未明)、木星(夕方~未明)、土星(夕方~宵)/1日昼:土星食/1日夕方~宵:細い月と土星が接近/2日夕方~宵:細い月と金星が並ぶ/9日夕方~10日未明:月と火星が大接近

超大質量ブラックホール連星に起因するクエーサーの周期的光度変動

2025/01/23
明るいクエーサーに周期的な光度変動が見つかり、その要因が超大質量ブラックホール連星の周期運動によるいう仮説を裏付ける研究成果が発表された。

天体画像処理ソフト「ステライメージ10」、3月発売予定!

2025/01/22
天体専用の画像処理ソフトウェア「ステライメージ」が4年ぶりにバージョンアップ。高度なノイズ除去機能や、淡い星雲を強力にストレッチする「ピンポイント・トーンカーブ調整」、使いやすくなったユーザーインタフェースなど、さらに強力になった「ステライメージ10」は2025年3月発売予定です。

ミニネプチューンの大気に多量の二酸化炭素を検出

2025/01/22
ミニネプチューンに分類される40光年彼方の系外惑星の大気に含まれる二酸化炭素の量が、太陽系で二酸化炭素を最も多く含む大気を持つ金星に匹敵することが、JWSTの分光観測から示された。

大気中にダイヤモンドが舞う系外惑星

2025/01/21
系外惑星の大気中に存在すると示唆される”もや”について、従来予想されていた煤のような物質ではなく、想定外のダイヤモンドが形成される可能性が理論研究で示された。

宇宙電波の“さえずり”が短時間で電子を加速した痕跡を発見

2025/01/21
ジオスペース探査衛星「あらせ」の観測データから、地球周辺の宇宙空間で「コーラス」と呼ばれるプラズマ波が1秒以下の時間スケールで電子を加速している痕跡が見つかった。

134億年前の生まれたての銀河の知られざる性質

2025/01/20
134億年前の初期宇宙に存在する銀河がアルマ望遠鏡などで観測され、激しい星形成や重元素量の極端な少なさなど、これまでほとんど手がかりのなかった原始銀河の性質が明らかにされた。

天文書評&新刊情報『月のこよみ』『アストロガイド 星空年鑑』など6冊

連載・読み物
2025/01/20
星ナビ2025年1月号「ほんナビ」で紹介の6冊:📖天文手帳📖天体観測手帳📖元素手帳📖月のこよみ📖藤井旭の天文年鑑📖アストロガイド 星空年鑑

すばる望遠鏡の超広視野多天体分光器PFSが本格始動

2025/01/17
すばる望遠鏡に2400個の「目」からなる複眼「超広視野多天体分光器」が装備された。多数の天体の光を同時にとらえ色分けして観測することが可能で、8m級望遠鏡としてはすばる望遠鏡が世界で唯一だ。