星ナビ3月号は「すばる食のシーズン」と「瀬名秀明さん連載小説」

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星空を楽しむための月刊「星ナビ」2025年3月号は2月5日(水)発売です。すばる食の前に観測のポイントをチェック。今月から小説家・瀬名秀明さんの連載小説がスタートします。

【2025年2月3日 星ナビ編集部

星ナビ2025年3月号表紙

今回の表紙は小林丈人さん撮影の「C/2024 G3 アトラス彗星」。西オーストラリアで撮影された作品です。「Photo Topic」では、星ナビギャラリーに届いた作品とともに、1月の天文ファンを沸かせたアトラス彗星を振り返ります。


月がプレアデス星団を隠す すばる食のシーズン

おうし座の「すばる(プレアデス星団)」は全天で最も美しく、古くから世界中で愛されてきた星団です。3月5日深夜、上弦前の月がすばるの中に侵入し、星団の星々を次々に隠す好条件のすばる食が全国で見られます。現象の見え方や撮影のヒントをまとめました。

すばる食のシーズン


連載小説「オリオンと猫 野尻抱影と大佛次郎物語」

「パラサイト・イヴ」「虹の天象儀」でおなじみの小説家・瀬名秀明さんによる連載小説がスタート。小説家・大佛次郎と星の和名の研究で知られる野尻抱影、2人の兄弟がテーマです。

オリオンと猫


天文外史 野尻抱影生誕140周年

星好きの人なら、一度はその名を目にしたことがある人物・野尻抱影。こよなく星を愛し、その魅力を彼ならではの視点と筆致で綴り、世へ広めました。今年2025年、彼は生誕140周年を迎えます。この節目に、彼の生涯と功績を振り返ってみることにしましょう。

野尻抱影生誕140周年


エーゲ海の風 第31回 変わる古代ギリシアの歴史

古代ギリシアの文化はギリシアのみならず、西洋芸術・西洋文化の原点にもなっています。現代でも研究が進められており、歴史の定説が修正されることがあります。変化する古代ギリシアの歴史たちを紹介します。

エーゲ海の風

「エーゲ海の風」コーナー連載をまとめたムック本「星のギリシア神話研究 星座を彩る物語と文化」も好評発売中。全31回のモノクロ連載を全208ページオールカラーで掲載。星座神話でおなじみのギリシア神話を、文化・天文学・古代史の観点から幅広く紹介、考察しています。


ほのかな天体の輝きを引き出す「ステライメージ10」3月発売

天体画像処理ソフトウェア「ステライメージ10」が大幅ブラッシュアップとともに新登場します。初めてでも安心な「操作ガイド」や、処理のやり直しが可能な「ヒストリー」、大幅に強化された画像処理など、おすすめの機能を紹介します。

ステライメージ10


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星ナビ2025年3月号

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