星ナビ6月号は「星空リアルタイム動画」と「プラネ三都物語」

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星空を楽しむための月刊「星ナビ」2025年6月号は5月2日(金)発売です。特集は星空の全情景を記録できる「星景リアルタイム動画」。プラネタリウムの始まりの街を巡る「プラネ三都物語」はプラネ100周年のフィナーレにピッタリ。

【2025年4月28日 星ナビ編集部

星ナビ2025年6月号表紙

今回の表紙は前田徳彦さん撮影の「星空への道標」。薄明の時間に青く変化する空と、消えゆくいて座の天の川を「星景リアルタイム動画」手法で撮影しているようすです。


高感度ミラーレスで光と音を録る 星空リアルタイム動画

星空がきれいに見える場所での情景を捉える方法には、星景写真やタイムラプス動画(5月号で紹介)、星景リアルタイム動画があります。今回紹介する「星景リアルタイム動画」は、星空を包みこむ全情景とその場の音までも記録することができる方法です。7年前から星景リアルタイム動画を録り続けてきた前田徳彦さんが経験をもとに解説します。

星景リアルタイム動画

星ナビ連動企画「星景リアルタイム動画」では、デジタルメラやジンバルなどの機材の紹介と撮影、編集のノウハウを解説しています。誌面では伝わりづらいリアルタイム動画の魅力や、カメラの設定、ジンバルの使い方などについて解説する動画を前田徳彦さんに作っていただきました。星ナビ記事を読みながら解説動画を見ることでさらに理解を深めることができます。

星ナビ連動企画「星景リアルタイム動画」の魅力と機材

QRコード入りで誌面に紹介した動画は、ウェブ記事「星ナビ6月号「星景リアルタイム」解説と作例動画を公開」から視聴できます。


Deepな天体写真 CMOSカメラのノイズ研究1 ノイズの種類とその原因の究明

星雲や銀河などの淡い天体の撮影は、天体写真の中でも非常に人気の高いジャンルです。デジタル技術の発展とともに主流となった「天体用CMOSカメラ」によって、撮影の難易度は飛躍的に下がりました。それでも、さまざまな種類のノイズが美しい作品作りを阻害します。今回は各種ノイズとその発生原因をまとめて紹介します。

CMOSカメラのノイズ研究1


星の街道をゆく プラネ三都物語

各地に点在するプラネタリウムをめぐるシリーズ。今回の旅ではプラネタリウムが生まれた街イエナ、歴史の渦中にあったベルリン、そして現代も最先端を走るハンブルクと、ドイツの3つの街に出かけました。ムック「ようこそプラネタリウムへ」には、ツァイスI型2号機のある街・ブルッフハウゼン=ヴィルセンのレポートなど、プラネタリウムの歴史や文化・楽しみ方がたっぷり楽しめる記事が満載です。

星の街道をゆく


天文外史 お江戸の夜空に星が舞う 浮絵に描かれた月と星

江戸時代に大きく発展し、西洋の画家にも大きなインスピレーションを与えた浮世絵。美人画や役者絵が有名ですが、その中でも“星空”は描かれてきました。浮世絵を皮切りに「描かれた月と星」を探ってみましょう。

天文外史


プラネタリウムは終わらない 100周年フィナーレ!そして国際大会2026へ

ドイツの街に近代的なプラネタリウムが生まれてから1世紀。2023年10月に始まった「プラネタリウム100周年」もいよいよクライマックス。世界をつなぐフィナーレ・イベントで盛り上がるとともに、2026年に福岡で開かれる国際大会、そして次の100年に向けて踏み出しましょう。

100周年フィナーレ!


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星ナビ2025年6月号

星ナビ2025年6月号 試し読み

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一冊まるごとプラネタリウム・オールカラームックと「五島プラネタリウム」のヒストリーDVDのセット。

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