天体画像処理ソフト「ステライメージ10」、3月発売予定!

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天体専用の画像処理ソフトウェア「ステライメージ」が4年ぶりにバージョンアップ。高度なノイズ除去機能や、淡い星雲を強力にストレッチする「ピンポイント・トーンカーブ調整」、使いやすくなったユーザーインタフェースなど、さらに強力になった「ステライメージ10」は2025年3月発売予定です。

【2025年1月22日 アストロアーツ

ステライメージは、天体専用の画像処理ソフトとして1996年に登場して以来、ユーザーの皆様に支えられながら28年間のロングセラーを続けるソフトウェアです。そのステライメージが4年ぶりにバージョンアップしてさらに進化を遂げました。

画像データに隠れた情報を引き出す画像処理機能

最新版「ステライメージ10」では、天体画像の美しさを最大限に引き出すとともに、不要な情報やノイズを極限まで除去する新機能を搭載しました。また、従来からの多彩な機能もさらに強化され、高度な天体画像処理が可能になっています。

天体画像の美しさを引き出す画像処理
天体画像の美しさを引き出す画像処理

強力なノイズ除去機能も搭載しており、月刊『星ナビ』の解説記事でもおなじみのアマチュア天文家、あぷらなーと氏が考案した手法「コスミカット」「クールファイル補正」「ピクセルマッピング」によって下処理時のダーク補正やコンポジットで画像を統計的に解析します。

高度なノイズ除去機能を搭載
高度なノイズ除去機能を搭載

新機能「ピクセルマッピング」では、ダークフレームの時系列解析を通じて正常なピクセルと不良ピクセルを識別し、不良ピクセルを補間することができます。

処理の試行錯誤を可能にするヒストリー機能

従来のステライメージでは、階調処理のようなノンリニアな処理を行った場合には元に戻して処理内容を変更することができませんでしたが、「ステライメージ10」では強力なヒストリー機能によって、任意の時点から処理パラメータを修正するなど画像の処理をやり直すことができます。

ガイド機能で処理手順を確認

さらに、「ステライメージ10」には画像処理の手順書が組み込まれています。ガイドに従って処理を進めるだけで、天体画像の処理に必要な一通りの作業をこなすことができます。

ガイド機能
ガイド機能

他にも多くの機能追加・改善やインタフェースの改善を行っています。詳しくはステライメージ10の製品情報ページをご覧ください。

「ステライメージ10」は2025年3月発売予定です。どうぞご期待ください。


新機能や対応機器等、詳しくは「ステライメージ10」製品情報ページにて順次公開予定です。

なお、「ステライメージ9」、「ステライメージ8」および「ステライメージLite」の登録ユーザー様には追って優待アップグレードのご案内を郵送にてお送りいたします。ご登録がお済みでないユーザー様は「製品登録ページ」でお手続きください。

今「ステライメージ9」をご購入いただくと無償で「ステライメージ10」へアップグレード!

ただいま、アストロアーツオンラインショップで「ステライメージ9」(セット品やダウンロード版を含む)をご購入いただくと、「ステライメージ10」への無償アップグレード申込券が付いてきます。販売期間は2025年2月28日(金)まで。ステライメージ9をお持ちでない方はこのチャンスをお見逃しなく。


※画面や機能説明は開発中のものにつき、実際の仕様とは異なる場合があります。

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