ステライメージは、デジタル一眼カメラ、CMOSカメラ、CCDカメラなど、多様な撮像機材で撮影された天体画像に対応する専門の画像処理ソフトウェアです。淡い星の光を最大限に活かすために特別に設計・開発されており、一般的な画像処理ソフトウェアとは一線を画す存在です。
「ステライメージ10」では、新たなノイズ除去手法や、階調・カラーの情報を最大限に引き出す強力な新機能を搭載。さらに、新設計のユーザーインターフェースと画像処理のヒストリー機能により、直感的で再現性の高い画像処理を実現しました。
また、天体画像処理の基礎知識から、ステライメージ10の自動処理モード・詳細編集モードを活用した実践的な手法までを解説した、オールカラーの「ステライメージ10 公式ガイドブック」も同時発売。
数々の新機能を搭載した「ステライメージ10」を手にすれば、過去に一度処理した天体画像でさえ、また仕上げてみたくなること間違いなし。あなただけの天体画像処理を強力にサポートします。
ほのかな天体の輝きを引き出す
天体写真が、ここまで変わります。「ステライメージ10」なら、淡い星雲の広がりや銀河の微細な構造、鮮やかな色彩を存分に引き出すことができます。処理前後の変化をお確かめください。
※処理前の画像(Before)は、コンポジット後にレベル調整(また、必要に応じて上下反転)のみを施したものです。
※画像処理にはステライメージ10のみを使用しています。
M31(アンドロメダ銀河)
M42(オリオン大星雲)
M45(プレアデス星団)
NGC2264(クリスマスツリー星団)
「ステライメージ10」では、階調や色彩をより緻密かつ再現性高く調整できる新機能を搭載しました。天体画像の本来の情報を引き出すためには、単なる強調処理だけでなく、適切な前処理を施しながらノイズを低減し、シグナルとノイズのバランスを丁寧に整えていくことが重要です。今回のバージョンでは、その両方のプロセスをサポートする強力な機能を追加しました。
「周辺減光/カブリ補正」「オートストレッチ」で明るさの勾配と色の偏りを補正
「輝度/カラーノイズ低減」で荒れた画像をすっきりと改善
「ピンポイント・トーンカーブ調整」で淡い階調のみを強力にストレッチ
アマチュア天文家、あぷらなーと氏によって考案された数々の画像処理手法を「ステライメージ10」に搭載し、誰もが手軽に利用できるようになりました。
あぷらなーと氏考案のノイズカット処理の効果(同氏による提供画像)
ステライメージ10では、画面右側の「クイックアクセスバー」にチャンネルパレットをはじめ、新機能のヒストリーや操作ガイドを集約。操作ガイドでは、画像処理の手順に沿って必要な機能を呼び出すボタンを備えているため、処理したい画像を開いたあとは手順に従って処理を進めるだけで迷わずに作品を仕上げることができます。
また天体画像処理に必要な多種多様な機能に「リボンバー」からアクセスできます。画面上部のタブに各機能が整理され、アイコンやボタンの視認性が向上したことで目的の処理を素早く実行することができます。
刷新されたステライメージ10の操作画面
従来のステライメージでは、画像処理を試行錯誤するなかで手順を遡って処理をやり直すことができませんでした。ステライメージ10では画像処理の「ヒストリー」機能を搭載。それまでの画像処理フローを記録し、任意の時点に戻って特定の処理パラメータを変更することができます。
このヒストリー情報は、FITS形式ファイルのヘッダ情報に保存されます。これにより後日あらためて処理の履歴を確認したり、パラメータを編集し直して再調整することも可能です。
「ヒストリー」機能