木星に2つの新衛星、総数は97個に

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すばる望遠鏡などの観測データから、木星の衛星が新たに2個発見された。木星の衛星数は合計97個となった。

【2024年5月7日 MPEC (1)(2)

4月30日付の国際天文学連合小惑星センター小惑星電子回報で、木星の新衛星2個の発見が報告された。米・カーネギー研究所のScott Sheppardさんたちが米・ハワイのすばる望遠鏡やチリ・ラスカンパナス天文台マゼラン望遠鏡などで行った過去の観測データから検出されたものだ。

木星と衛星
(左から)ガニメデ、エウロパ、イオ、木星本体。探査機「ジュノー」の観測データを市民科学者が画像処理して作成。カリストを含めた「ガリレオ衛星」は400年以上に発見されたが、現代でも大型望遠鏡や探査機により新衛星が見つかっている(提供:NASA/JPL-Caltech/SwRI/MSSS; processing: Kevin M. Gill (CC BY), Thomas Thomopoulos (CC BY)

今回の発見で、木星の衛星数は97個(確定数は72個)となった。

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