AstroArts Topics

木星

10cmの望遠鏡でイオの火山活動の変化を観測

2024/10/25
口径わずか10cmの小型望遠鏡による観測から、2年にわたるイオの火山性噴出の変化が明らかになった。イオの火山活動の長期観測は珍しく、その観測に特化した望遠鏡ならではの成果だ。

木星の衛星を探査、「エウロパ・クリッパー」打ち上げ成功

2024/10/15
10月15日、NASAの探査機「エウロパ・クリッパー」が打ち上げられた。木星の衛星エウロパの表面下にある海などを調べ、生命に適した環境の有無を探る。

【特集】木星(2024~2025年)

2024/09/10
2024年の木星は11月ごろから観察シーズンを迎え、2025年4月ごろまで見やすい状態です。マイナス2.5等級前後ととても明るいのでよく目立ち、街中でも簡単に見つけられます。双眼鏡や天体望遠鏡で、4つのガリレオ衛星の動きや木星表面の縞模様なども観察してみましょう。

探査機「ジュース」、世界初の月・地球ダブルスイングバイを実施

2024/08/27
木星氷衛星探査機「ジュース」が日本時間8月20日と21日にそれぞれ月と地球へ接近飛行し、世界初のダブルスイングバイを成功させた。

2024年8月中旬 火星と木星が大接近

2024/08/07
2024年8月上旬から下旬ごろ、未明から明け方の東の空で火星と木星が大接近する。最接近は8月15日ごろ。

2024年7月上旬 木星とアルデバランが接近

2024/07/03
2024年7月上旬から中旬ごろ、未明から明け方の東北東の低空で木星とおうし座の1等星アルデバランが接近する。最接近は7月10日ごろ。

2024年4月下旬 木星と天王星が大接近

2024/04/12
2024年3月下旬から4月下旬ごろ、夕方から宵の西北西の低空で木星と天王星が大接近する。最接近は4月21日ごろ。

衝突シミュレーションで探る氷衛星エウロパの構造

2024/03/29
木星の衛星エウロパに関する天体衝突のシミュレーション研究から、エウロパの氷殻の厚さが少なくとも20kmはあり、硬い層ともろい層の2層構造であれば、見つかっている多重リング盆地の地形をよく説明できることが示された。

2024年2月15日 月と木星が接近

2024/02/07
2024年2月15日の夕方から深夜、南西から西の空で月と木星が接近する。

2024年1月18日 月と木星が接近

2024/01/11
2024年1月18日の夕方から深夜、月と木星が接近する。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

2023年12月22日 月と木星が接近

2023/11/21
2023年12月22日の夕方から23日の未明、月と木星が接近する。

2023年11月25日 月と木星が大接近

2023/11/16
2023年11月25日の夕方から26日の未明、月と木星が大接近する。

2023年11月3日 木星がおひつじ座で衝

2023/10/26
2023年11月3日、木星がおひつじ座で衝(太陽‐地球‐木星がまっすぐに並ぶ位置関係)となる。

2023年10月29日 月と木星が接近

2023/10/20
2023年10月29日の夕方から30日の未明、月と木星が接近する。

10例目、木星表面の閃光現象がとらえられる

2023/09/14
8月末、木星表面で約1年10か月ぶりとなる閃光現象が発生し、国内のアマチュア天文家によって観測された。

2023年9月4日 月と木星が接近

2023/08/29
2023年9月4日の深夜から5日の明け方、月と木星が接近する。

【特集】木星(2023~2024年)

2023/08/02
2023年の木星は10月ごろから観察シーズンを迎え、2024年3月ごろまで見やすい状態です。マイナス2.6等級前後ととても明るいのでよく目立ち、街中でも簡単に見つけられます。双眼鏡や天体望遠鏡で、4つのガリレオ衛星の動きや木星表面の縞模様なども観察してみましょう。

2023年7月12日 月と木星が大接近

2023/07/05
2023年7月12日の未明から明け方、東の空で月と木星が大接近する。

木星大気の長期変動は「ねじれ振動」に起因する可能性

2023/05/26
最新の探査などの知見を基にした理論計算と、データ科学的解析法を合わせた研究から、木星の大気変動の数年周期性が、惑星深部の磁気的な波動である「ねじれ振動」に起因する可能性が示された。

太陽系最古の隕石にみる木星の形成と移動の証拠

2023/05/24
太陽系最古の火成岩とされるアングライト隕石から、2つの異なる天体起源の酸素同位体が初めて発見され、太陽系形成に重要な役割を担った木星の形成と移動に関する情報が得られた。