天文シミュレーションソフト「ステラナビゲータ12」12.0eアップデータ公開 平安時代の天文現象を再現

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天文シミュレーションソフト「ステラナビゲータ12」12.0eアップデータを無償公開しました。

【2024年4月10日 アストロアーツ

「ステラナビゲータ12」12.0eアップデータでは、月刊「星ナビ」2024年5月号の特集記事「陰陽師 安倍晴明と星読み」で紹介した平安時代の天文現象が再現できるようになりました。安倍晴明が見たであろう「しし座流星群」の大出現や、藤原定家の日記『明月記』に記録のある超新星SN 1006が再現できます。本当に記録の通り現象が起こるのか、ぜひシミュレーションでご覧ください。

しし座流星群
967年の「しし座流星群」の大出現をシミュレーションで再現。画像クリックで表示拡大

また、天体望遠鏡の制御機能で、稀に星図上での望遠鏡方向を示すマークが表示されなくなるという不具合を合わせて修正しています。

詳しくはステラナビゲータ12「アップデータページ」をご参照ください。


ステラナビゲータについて

「ステラナビゲータ12」は、今夜の星空や星座、惑星の様子はもちろん、過去から未来までの20万年間に起こるあらゆる天文現象をリアルに再現できる、Windows用天文シミュレーションソフトウェアです。

星空のシミュレーションだけでなく、四季の星座や神話を紹介するプラネタリウム番組、おすすめの天文現象の情報をインターネットから取得してお知らせする機能、天体望遠鏡のコントロールなど、天文・宇宙を楽しむための多彩な機能が搭載されています。

ステラナビゲータ12による星図
ステラナビゲータ12を使って春の星雲・星団を探訪。画像クリックで表示拡大


「星ナビ」5月号に「陰陽師・安倍晴明 星を読み天意を汲む国家公務員の実像」を掲載。放映中のNHK大河ドラマ「光る君へ」は、当代随一の陰陽師・安倍晴明が天文観測を行うシーンから始まりました。その時代の日本における天文観測と、それを担ってきた安倍晴明をはじめとする陰陽師たちの実像に迫ります。

星ナビ2024年5月号

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