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3日分の画像を、恒星基準で合成してみました。彗星が大きく広がりながら、徐々に薄れてきている感じがわかると思います。
星座の位置も入れてみました
(1枚目)コマの直径も約8.7分になり、肉眼でもぼんやりしたボール状に見えるようになってきました。
(2枚目)自分で撮影した画像を主として、視直径の変化を図示してみました。ほぼ直線的にコマが大きくなってきています。明るさは落ちていくのかもしれませんが、このまま行けば..来月中旬には月と同じ視直径に達してしまうことになります。また、来月以降も大きくふくれあがった宇宙の提灯を撮影するのが楽しみです。
この彗星の明るさと大きさには、見るたびに驚かされます。眼視の印象を元に仕上げました。
薄雲が広がってきたので、ノータッチガイドで急いで撮影しました。77mm双眼鏡の観望も感動的でした。
(1枚目)28日晩に比べて明らかに拡散しています。その分、薄暗くなっていますが、全光度はそれほど落ちていない気がします。肉眼でδ星よりも明るく感じます。
明瞭な核、コマ、そして拡散している周辺が、ドーナッツ状に淡く明るくなっているのが印象的です。日に日に変化していく様子が驚きで、すばらしいです。
肉眼でも少し滲んで見えるようになってきました。明るさはあまり変化していないような?今後の変化が楽しみです。
(1枚目)街の灯りにも月光にも負けず、簡単に肉眼で見えました!
(2枚目)同スケール、同露出時間のM42です・・・。
長玉で拡大してみると 最も明るい部分がコマの真ん中ではないことがわかります。雨上がりで透明度がよく、肉眼でも恒星とは違って少しぼやけたように見えました。双眼鏡では28日より僅かに暗いように感じます。
たった17時間で拡散が見られます。ミューロン100倍での眼視でも光度が落ちているのがわかりましたが、写真では拡散している様子がしっかりわかりました。
月の影響が少なくなったからか、明るくなった様に感じる。宇部の市街地で、視力の悪い私が肉眼で確認できるとは!
撮影したイメージと眼視のイメージがひじょうに似ていて、イラストを見ているような不思議な感じがする彗星ですね。
多段階露出の画像をコンポジットすると色彩が乏しくなるようです。
双眼鏡でもはっきり恒星と区別ができ、眼視でも楽しい彗星です。色と尾っぽが無いのが不満ですが・・