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早くSI5のバッジョンアップで1D3のRAW画像を処理したいです。
古い赤道儀を20年ぶりに引っ張り出して撮影してみました。プアーな機材とレンズでも撮れてビックリです。これを機会に天文熱が上がりそうです(笑い)
日に日に大きくなってきています。29日の観測では2.5等、視直径10分角。鋭い中心角の周りに彗星らしくない褐色のコマ。南西方向にジェットらしい非対称な光芒が見えます。コマの中間付近に同心円状に暗い部分があり、コマの縁どりはハッキリして見えます。さらにその外周には青緑色(写真では)ハローがあります。眼視でも見えますが色は分かりません。
月明かりのないこれからの様相が楽しみです。
真珠の輝きを連想させる丸い彗星は初めての経験です。月明かりが強烈で、鏡筒に少々入り込んで背景に影響しています。
モーフィングで遊んでしまいました。これからの変化が楽しみです。
尾の見えない彗星なんて・・・・との思いで初めはいましたが、実際に見てみるとあまりに奇妙な姿にのめり込んでいきました。露出を変えたり、モノクロ反転、擬似カラーで見ると、太陽から2AU以上離れた彗星とは思えない姿に感動してしまいました。チャンスがあれば、また撮影しようと思います。
彗星中心部と周辺との光度差が大きいので、段階露出した画像をコンポジットし、処理してみました。空の条件の差や、画像処理の違いがありますので、単純比較はできませんが、3日間で確実に大きくなっているのがわかると思います。
コマがだいぶ膨張してきたためか、やや光度が下がり始めています。
昨日はシーイングが良くなく、ピントも甘くなり彗星核が少し変形してしまいましたが、やや過剰に強調処理をすることによって尾のような構造が見えてきました。
日に日に形状が変わり見ていて飽きません。火星軌道の外側にある彗星とは思えないです。尾は視線方向と同じ方向に伸びているんでしょうね。
撮影中に核から放射状へ伸びる僅かな構造が見えたため、画像処理でその構造を浮き上がらせて見ました。
肉眼でもはっきりと見え、驚きました
(2枚目)コマが大きくなりました。
(3枚目)彗星らしくないスペクトルです。
こんな形に見える彗星は初めてで驚いています。同じ倍率で比較してみると広がっていく様子が良く判ります。30×125双眼でも明るく大きく見えるので、見る度に「おぉ~」とうなっています。これから遠くなっていくのが残念です。