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星の少ない領域でピンぼけスカイフラットフレームを撮りました
快晴だった時間が約30分その間に撮影しました。撮影しているときは薄雲の影響はないと思ってましたが、レタッチすると薄雲の影響でカリフォルニア星雲のS/N比が落ちてしまったようです。
(1枚目)バックグラウンド20.5等星/□"、薄雲がかかった状態。Φ42mmの双眼鏡でかろうじて確認できました。
(2枚目)バックグラウンドは、国際光機で発売している計器SQMでいつも測定していますが、ホームズ彗星付近で20.7等星/□"。当地では、普通の状態でした。天頂付近は21等星/□"程度でした。
(1枚目)雪雲の合間でやっと14枚撮れました。
(2枚目)薄くなり自宅からの撮影は難しくなりました。
やっとの晴れ間です。風が強く-5℃、月明かりでバックグラウンドは19等星/□"。彗星はしばらく無理のようです。センサーにもゴミがついてしまいました。
(1枚目)雪のちらつく合間、月が明るくなってくるので、しばらくは撮れなくなりそうです。
(2枚目)写りの悪い時期は月の影響、今年は雪が多く撮影条件が揃っていません。
足かけ5か月にわたって楽しませてくれた彗星もそろそろ見納めでしょうか。双眼鏡でははっきり見えましたが、肉眼では見えるような見えないような微妙なところです。
(1枚目)薄雲ごしに撮影しました。輝星がニジミで味わいのある作風に仕上がりました。月光の影響が始まり10日程度撮影できないのが残念です。
(2枚目)ダストテイルが勾玉状になってきました。また、ホームズ彗星のおかげで普段レンズを向けることのないNGC 1342をおぼえました。
(3枚目)このカットを撮影しているとき、薄雲の濃い部分が通過し輝星ニジミが最大限に誇張されました。雰囲気ある作品に仕上がりました。