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透明度の良い空で、月が沈んだ頃には簡単に彗星を見つける事ができました。30秒前後の露出で数枚撮影しました。こんなに早く移動するなんて驚きです。
B核のハローは、満月の大きさ位まで広がっていたのが印象的でした。当日の戦場ヶ原(標高約1400m)は多くの人で賑わっており、最低気温が約-5℃まで冷え込んだ勢か、ノイズはそれ程気になりませんでした。
午後から厚い雲が垂れ込めて時折雨も降ってきましたが、粘った甲斐があって、23時過ぎから快晴となりました。数日前に比べ随分明るくなりました。
目覚めの2時過ぎ、寒冷前線通過後の高原は見事な星空となった。極望の北極星にも迷い、ヘルクレス座も見分けがつかない。とりわけ多く星星の中に双眼鏡(10×30)で彗星を探し出しフレーミングするのは難しかった。写真で球状星団M13(5.7等)と彗星の明るさを比べれば判る。予め用意した星図コピーがなかったら早々と諦めたかもしれない。残雪の谷間で寒風に曝されてやっとシャッターを切り始めたらもう夜明け(2枚目)だった。
フル画角をつかってペアで捉えることができました。彗星の動きが早いので、コンポジット無しの1ショット勝負になりました。したがって、彗星の淡い尾を描写するために画質が荒れましたが、遠目に眺めれば良い印象の写真に仕上がったと満足しています。
(1枚目)双眼鏡を使って眼視で見ていても移動が分かりました。1996年の百武彗星を思い起こさせる動きです。4月30日にもC核は見ましたが、このときよりも拡散したように感じました。
(2枚目)B核は4月30日に見たときよりもずっと明るく大きくなっていました。C核よりも高度が高いため気のせいか?眼視的にはB核の方がはっきり見えました。こちらもC核同様に移動が双眼鏡でもよく分かりました。
(1枚目)C核、双眼鏡でようやく確認
(2枚目)M13とならぶB核?
予想より、明るくないようです。
コンポジットするとM13が流れるので一枚のみにしました。晴れて透明な空で良かったです。
今回はB核の方も撮影してみました。
この日は快晴でした。C核はすでに見てましたが名古屋市内でも探すことができなかったB核もよく見えました。
ようやく黄砂が落ち着き,空気の透明感が戻ってきました。4月中と比べてもファインダー内でずいぶん探しやすくなってきています。急速に地球との距離が狭まる中で,形態がどのように変化していくか楽しみです。
(1枚目)500mmでぴったりでした。街中でも結構楽しめる光景でした。
(2枚目)街明かりがなかなかカットできません。
(3枚目)残念ながら肉眼では無理ですねえ…