光害のある自宅裏で、明け方のオリオン大星雲を狙ってみました。IRカットフィルタを外したEOSのほうが、赤いガス(Hα)の感度は5倍程度高いのですが、オリオンの周りを取り囲む白いガスも真っ赤になってしまい、カラーバランスをとるのが難しいので、敢えて改造していないEOSを使い撮って見ました。中国製の反射式を改造して作った明るい筒のおかげで、120秒程度の露出時間でも結構暗いガスまで写ります。これ以上の露出では光害のため背景が白くなり、星像も太くなるだけなので、もっと暗いガスを撮影するには暗い場所にでかけるか別の方法が必要ですね。