東京都八王子市の住宅地で撮影した写真です。肉眼では3等星程度までしか見えない空で、銀塩写真では使い物になりませんでした。デジタル一眼レフでは、光害によるカブリを減算することで、かなりのレベルまで写ってくれるため、驚かされます。自宅からなので撮影は手軽ですが、後の画像処理にはひじょうに手間がかかります。
光害カット用に、IDAS LPS-P2フィルターを使用していますが、馬頭星雲や燃える木の色合いなども、不自然にならずに済みました。光害に強いと言われるモノクロ冷却CCDではなく、デジタル一眼レフで撮影しても、画像処理次第では、かなりのところまで写せるという例です。