2月というのに本当に暖かい夜でした。しかし透明度は悪く、10日前に見えたカノープスは見えませんでした。赤道儀に望遠鏡を載せる前に、カメラを赤道儀に載せ、星野写真を撮ることにしました。今回のテーマは、「冬の大6角形」です。しかし、いい構図にはなりませんでした。それから4時間後、オリオンが沈みかけ、ふたご座も西へと降りて来ました。ふたご座は寝ているものだとばかり思っていましたが、きれいに立ち上がりました。私はふたご座なので、愛着がわいてきました。ちょうど、この写真のアングルになったとき、望遠鏡を下ろして、ふたたび、カメラを赤道儀にのせました。今度は納得のいく、「冬の大6角形」になりました。ただ、絞りが開放だったので、シリウスに羽がはえてしまいました。