所用で出かけた時、気が付くと空に雲は全く見えず、南の方角の山の稜線から真上を通り越して更にその先まで天の川の存在がはっきりと見てとれるような状況。天体撮影の為に出かけて来た訳ではないのだが、これは撮らねばなるまい、という事で開けていて電線の見えない場所を探して右往左往するも、そんな都合の良い場所がすぐに見つかるはずも無い。車で移動しながらふと気が付くと、左右の山の稜線が交わるところとナトリウム灯で照らされたダムが重なり、更にそこにほぼ直立した天の川までもが重なって交わるという、まるで絵に描いたような都合の良い場所に遭遇、ここで撮らずに何所で撮る?という事で路上に車を停めて撮影開始。ISO100から400、露出時間を30secから120sec、絞りを2.8から3.5までの組み合わせの数パターンで撮影した中から選んだ一つを処理したものです。