IC 2177、M45

タイトル：: （1枚目）「IC 2177」; （2枚目）「M45」
撮影者：: 森栄二
撮影日時：: （1枚目）2007年12月12日、露出 8分×12枚（ISO800）; （2枚目）露出 4分×4枚（ISO400）
撮影地：: アメリカ合衆国カリフォルニア州
撮影機材等：: MN74 （ITE社7inchF4アストログラフ）、EOSキッスデジタル（EOS300D）、IRフィルタ除去+センサアンプサスペンド追加改造、アトラス自動導入赤道儀（オリオン社）+新ハンドコントローラー（コントローラー経由でガイド）、モノクロ化したSSDSI（オリオン社）、ロボフォーカス; MaxImDL/CCD+DSLRにてオートフォーカス後、ガイドしながらシーケンス撮影、Fitファイルをカラー化後、合成等の画像処理（ダーク除去なし）
その他：: EOSキッスデジタルのCMOSセンサー内にあるアンプをサスペンドする機能を回路をカメラに追加しました。サスペンド追加改造を施すとアンプノイズが無視できる位に下がります。

コメント：

（1枚目）ISO800で8分位の露出時間では、アンプノイズはまったくわかりませんでした。

（2枚目）この日は近くの公園で撮影を行いました。光害が強く、全体的にオレンジ色の画像になりましたが、改造したカメラは、背景のアンプノイズがまったくなく、簡単に光害を取り除くことができました。

この画像もダーク除去は行っていません。

（ダーク画像について）アンプサスペンドモードを追加したEOSキッスデジタルのダークノイズです。ISO1600-30分の画像です。

無改造のEOSキッスデジタルでは、アンプノイズで真っ赤になりますが、アンプサスペンドモードを追加するとISO1600-30分でもアンプノイズは解りません。

ノイズ部分だけを強調表示しても、画像全体が均一なノイズレベルで、とっても綺麗でした。