夏の天の川の散光星雲

タイトル：: （1枚目）「M17付近」; （2枚目）「M20付近」; （3枚目）「M8とM20」; （4枚目）「北アメリカ星雲」; （5枚目）「100%スケールの画像」
撮影者：: 森栄二
撮影日時：: （1枚目）2008年07月05日、露出 5分×3枚; （2枚目）露出 5分×1枚; （3枚目）露出 5分×1枚; （4枚目）露出 5分×6枚; （5枚目）露出 5分×1枚
撮影地：: アメリカ合衆国カリフォルニア州
撮影機材等：: キヤノンEF70-200mmL（F4で使用）、EOSキッスデジタル（IRフィルタ除去、アンプサスペンドモード追加、ISO800）、TOASTポータブル赤道儀、自動シャッターリリース（自作）、カルマン CU40200ボールヘッド; MaxImDL/CCD+DSLRにて合成後レベル調整（合成のみ、ダーク除去、フラット補正なし）

コメント：

（1、2枚目）TOAST赤道儀の追従精度が思ったよりいいので、調子に乗って露出時間を伸ばしたのですが、ISO800で5分の露出時間は長すぎたようです。既に、赤のチャンネルがオーバーしていました。8分の露出時間でも撮影したのですが、こちらは完全に使えませんでした。

（3枚目）撮影中、山火事の煙が南の空を覆い始めました。そのため、コントラストが下がっています。5分では赤は飽和しかかっていてどうにも処理できませんでした。露出時間をやや短くしたものを撮影していれば、なんとか画像処理でできたかもしれません。 15枚ほど撮影したのですが、すべて似たような画像でどうにもなりませんでした。

（5枚目）M20付近の画像の中央付近を切り出した画像です。リサイズしていません。ズームレンズの200mm付近で使ってみたのですが、画像の歩留まりがとてもよく、ほとんどの画像が使用できました。明るいレンズに助けられて、北緯40度近くの短い夏の夜でも、たくさん撮影できたのですが、画像処理の時間がありません。

ダーク除去とフラット補正を行うと、もうちょっとマシな画像になりそうです。

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