エーデルワイスと星空

タイトル：: （1枚目）「サソリ座のコマウスユキソウ」; （2枚目）「星夜のコマウスユキソウ」; （3枚目）「星夜のエーデルワイス」
撮影者：: 宮坂雅博
撮影日時：: （1枚目）2008年7月19日 20時26分27秒、露出 41秒; （2枚目）20時56分01秒、露出 43秒; （3枚目）21時09分32秒、露出 48秒
撮影地：: 長野県中央アルプス木曾駒ケ岳
撮影機材等：: トキナー AT-X 107 DX →F4.0（12mm域）、EOS 1D MarkIII（ISO800）、三脚による固定撮影、フィルターなし,白色LED; フォトショップCS3にてRAW現像、レベル補正（3枚目はトリミングあり）
その他：: （1枚目）手前数cmの花を白色LED0.5秒程度照射し、ピントを無限遠に素早く再調整し40秒程度露光（月明かり）; （2枚目）ライブビュー機能で接写マクロ域で数cm手前の花をピント調整。月明かりのみで撮影すべきというご意見もありましょうが、マクロ接写領域でF22まで絞っても星は点像化不可能ですし、F22で星景色撮れるか疑問です。; （3枚目）保護区域外の登山道沿いに咲く花を撮影する必要がありますし、環境保全と足場の確保の両立が重要です。

コメント：

（1枚目）木曾駒ケ岳の貴重な固有種でエーデルワイスの仲間であるコマウスユキソウとサソリ座を撮り合わせてみました。

（2枚目）星の様に白く輝くエーデルワイスは、高貴な白という意味ですが、たしかに夜の方が発見は容易です。

特に木曾駒ケ岳の固有種は直径1cm程度の小さい花で可憐です。

（3枚目）今夏狙っていた最大目標を達成できました。標高3000mに近い中央アルプスの残雪と、駒薄雪草、北斗七星、スピカなどの撮り合わせに成功しました。