11/29暴風の天城高原で友人の小林氏と共同で撮影からの2ndリリースです。なにしろオートガイダーを使わない眼視ガイドですら星が追えているのかどうか、わからない程の暴風の中、小林氏が極軸を追い込んでくれて、なんとか5分露出で4コマ撮影したM42のコンポジット画像です。P2-Zの様な軽量級の赤道儀では、例えガイドできても、暴風の影響が出るかと思っていたら、それ程でもなく、今後に自信が持てました。過去、銀塩では真っ赤なM42を撮影していましたが、未改造のX2という事で画像処理していくと「青」の淡い部分がドンドン浮き出てきました。こうして見るとM42は「丸い」星雲なのかなぁと思ったりもします。また大星雲の羽根の先に「こんな暗黒帯あったっけ?」という新鮮さもありました。今回は画像処理時に「Lab色彩調整」で赤と青にメリハリをつけています。