時間がぎりぎりだったので、丘の上まで走って行き、三脚なしで連写してどうにか撮影しました。
鳥が飛んでいたので写るかと思って何枚か撮っていたら偶然1枚だけ鳥の群が入りました。
視直径を比較するために水星と金星の日面通過を並べてみました。
職場の三脚がゆれるため、大変でした。
比較的手軽で安全、かつ、多人数で観察できる投影法で観察を行いました。ただ、投影法では解像度が低く、像も歪みます。パッと見では水星が小さすぎてわからず焦りました。画面下にある太陽黒点よりも水星が小さいことがわかり、よい教材になると思いました。平常勤務なので、第3接触まで観察できませんでした。
太陽高度が大変低く、像はブヨブヨに歪んでいてピントも定まりません。水星も大きく膨らんでいます。
ことごとく悪天候に阻まれ続けてきた日面経過ですが、今回ようやく見ることができました。シーイングの影響か、水星像がやや縦長になっています。
シーイングがやや悪化しました。
5分毎の画像を1枚に合成しました。少しズレがありますが、なんとか水星の太陽面通過の経路が判ります。
日の出から撮影を始めましたが、大気の揺らぎのために像が乱れ、小さな水星は見えませんでした。このコマからようやくかすかに水星が見えだしました。ノーフィルターでの撮影です。
太陽表面の様子がわかるようにHα光で撮影し、プラージュやプロミネンスも表現できる露出にしてみました。
だるま型の太陽が昇ってきました。この直前のコマまで、全く水星は写っていないのですが、この写真は、なんとか水星の影が写った最も早い時刻のものです。下の方の大きな黒点もゆがんで写っています。
(1枚目)水星の太陽を通過中の一コマです。昔ながらの太陽写真のようにミニコピー風にしてみました。デジタルでもこのシステムでは粒状斑がでますね。
(2枚目)縁にある黒点は臨場感があり好きですね。
(1枚目)30分後との動きを合成してみました。
(2枚目)第3接触付近を拡大してみました。
水星の日面通過の前日に米国出張となり見ることができないかと思っていたのですが、ステラナビゲータで調べたら、全部見えることがわかりました。まだ日本の日の出前の、現地では大体昼の12時のときの撮影をしました。日本で見た方との位置が違うのがわかりますよね。
(1枚目)快晴に恵まれ、針の先で突いたような水星を眼視ではっきりと確認できました。あらためて黒点・プロミネンス・太陽の大きさを実感しました。
(2枚目)プロミネンスを表現するため露出をオーバー気味にしているので水星が黒く写し出されていないが、水星とプロミネンスの大きさの違いを表すことができました。