8日朝に30m望遠鏡TMTの起工式

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5か国共同による口径30mの超大型望遠鏡プロジェクト「TMT」の起工式が、日本時間8日朝に米・ハワイのマウナケア山頂域で行われる。式の模様はインターネット中継で視聴できる。

【2014年10月7日 国立天文台TMT推進室

日本、アメリカ、中国、インド、カナダの5か国共同で計画され、2022年からの本格運用を目指す超大型望遠鏡「TMT」(Thirty-Meter Telescope:30m望遠鏡)の建設がいよいよスタートする。8日朝7時(日本時間、以下同)から米・ハワイのマウナケア山頂域の建設サイト(高度4012m)で行われる起工式では、プロジェクト関係者のほかハワイ州のニール・アバクロンビー知事ら招待者が出席し、ハワイの伝統儀式による祈りが捧げられる。

同プロジェクトのウェブサイト(Building TMT)では、起工式の模様をインターネットでライブ中継する。

TMTの完成予想図
TMTの完成予想図。すばる望遠鏡やケック望遠鏡など(左上)各国の施設が集うマウナケア山頂の望遠鏡群にTMTが新たに加わる(提供:国立天文台)

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