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クラウドファンディングでアフリカから月を目指す

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アフリカに住む多くの若者に夢や希望を与えたいという願いから、月を目指すクラウドファンディング・プロジェクトが南アフリカで立ち上げられ、広く支援を募っている。

【2014年11月26日 Africa2Moon Mission】

南アフリカ・ケープタウンに本拠を置く非営利団体「宇宙開発財団」（Foundation for Space Development）により、アフリカ初の探査機を月に送るためのクラウドファンディング・プロジェクト「Africa2Moon Mission」のキャンペーンが開始された。 ミッションでは天体に着陸または軌道周回する無人機を月に送り、科学的な調査だけでなく、撮影されたビデオ映像をインターネットでアフリカ中の学校の教室に配信することを計画している。科学、技術、工学、数学に重点を置いた教育に役立てたい意向だ。

プロジェクトでは現在、クラウンドファンディングのウェブサイトやツイッター（ハッシュタグ #Africa2Moon）などのSNSキャンペーンを通じて、15万ドルを目標に資金獲得を目指している。集められた資金は、プロジェクトの第1段階である計画の実現性などの検討（2015年実施予定）に使われる。

同プロジェクトではその他にも、資金面から人材に至るまで広く世界に協力を呼びかけている。

小型人工衛星「ZACube-1」
南アフリカの小型人工衛星「ZACube-1」。宇宙ミッションが、アフリカの希望の象徴となるか（提供：South African Counsil for Space Affairs）

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