通信テスト(ミードLX互換機/スカイセンサー2000PCの場合の例)
望遠鏡やステラナビゲータの設定を確認、変更しても、問題が解決しない場合は、望遠鏡とパソコンの間で通信が確立できていない可能性があります。まず、以下の手順で通信テストをおこなっていただいて、通信が確立されているかどうか確認してください。(この通信テストではステラナビゲータは使用しません。)
手順
望遠鏡とパソコンを接続します。
「スタート」メニューから「プログラム」「アクセサリ」「ハイパーターミナル」 を開き、Hypertrm(または Hypertrm.exe)を選択します。 通信ソフトの「ハイパーターミナル」が起動します。
(Windows XPの場合は「スタート」メニューから「すべてのプログラム」「アクセサリ」「通信」「ハイパーターミナル」 を開きます。)
所在地情報ダイアログが表示された場合には、「市外局番」に03などの市外局番を入力して、OKボタンをクリックしてください(実際に電話をかけるわけではありませんので、市外局番には適当な数字を入力してください)。
「モデムをインストールしますか?」と表示されたら、「いいえ」を選択してください。
接続の設定ダイアログが表示されますので、名前欄に0123と入力して、OKをクリックします(名前欄は、接続したウィンドウを識別する単なる文字ですので、任意の文字でかまいません)。
電話番号ダイアログが表示されますので、「接続方法」をお使いのポートに合わせて「Com1へダイレクト」、または「Com2へダイレクト」を選択後、OKをクリックします。
COMxのプロパティが表示されますので、以下の設定をおこない、OKをクリックすると、ハイパーターミナルのウィンドウが表示されます。
ハイパーターミナルのウィンドウに、半角大文字で
:GC#
と入力してください。(入力した文字はウィンドウには表示されません。また、先頭の「:」をお忘れなく。)07/15/01#のように、望遠鏡から日付が戻ってくれば、パソコンと望遠鏡 の通信は正常です。
「ビット/秒」 9600
「データビット」 8
「パリティ」 なし
「ストップビット」 1
「フロー制御」 なし
以上で通信テストは終わりです。テストの結果、通信が確立していない場合には、下記の<参考>をお読みいただき、パソコンの設定(デバイスドライバの設定)をおこなってみてください。
<参考>デバイスドライバがセットアップされていない
COMポートに対して、「シリアルデバイスドライバ」がセットアップされていないと周辺器機と通信接続ができない場合があります。また、すでにセットアップされている場合でも、COMポートのデバイスドライバをいったん削除し改めてデバイスドライバをインストールしなおすと問題が解決する場合もあります。