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北極付近が青白い雲に覆われているのが見える。地球での圏雲のように見える。まさしく、火星の気象情報(静止衛星からの映像)を見ているようです。今シーズン、最も良いシーイングでした。
この前日の晩はピントが出ないほどの気流でしたが、1日たってかなり気流が変わりました。1/100のシャッタースピードで撮影でき揺らぎもかなり影響が少なくなりました。
シーイングは4/10程度でしたが、久しぶりの火星、ずいぶん大きくなっていますね。
シーイングが比較的よかったので、この組み合わせ(VC200L + XactiJ4)では今までで一番解像度の高い画像が得られました。
ほんの少しだけ比較的良いシーイングとなり火星面が見えたが、完璧なシーイングは程遠い。アキダリアの海(画像の下側で、北極付近)の青白い雲に覆われている。また、太陽湖とオーロラ湾に挟まれた付近が明るい。
久しぶりの撮影ですが、シーイングと透明度が悪くて、あまり良い画像を撮れませんでした。
夜になると曇ってしまう状況が続いている。シーイングも良くない。大接近まで後1か月あまりとなったが、この経度付近でも南極冠が小さくなったのが見える。(この経度付近に南極冠が偏っているため)
太陽湖が見えてきました。2003年の接近のときに、はじめてこのあたりをデジカメで写してみて、おぼろげに形がわかって感激した思い出があります。透明度がよかったせいもあり、南極冠が小さいけれどしっかり写ってくれました。
今回の接近で初めて写真をとりました。ずいぶん大きくなっていました。
30分毎10コマをアニメーションにしました。
かすかにオリンポス山も見えています。
(小枠上)強めに処理をかけたらアリシア山の位置に雲が見えてきました。(小枠下)オリンポス山のほうには雲はなさそうです
連休中は天候に恵まれ、近づきつつある火星観望を満喫できました。