2015年のペルセウス座流星群の流れ星がもっとも多く流れる「極大時刻」は、8月13日午後3時ごろと予想されています。この時間帯は日中なのでもちろん流れ星は見えませんから、その前後の夜が一番の見ごろになります。つまり、12日から13日にかけてと、13日から14日にかけての2夜がチャンスということです。
また、流星群の流れ星は放射点(→ 解説)の高度が高いほどたくさん見えるようになります(飛ぶ流れ星の数が同じと仮定した場合)。ペルセウス座流星群の放射点は未明から明け方にかけて北東の空の高いところに上ってくるので、未明から明け方にかけてのほうが流れ星を目にできる可能性が高いでしょう。
月明かりの影響がない好条件
流れ星観察は町明かりや月明かりの影響を大きく受けます。このうち月明かりについては8月14日が新月なので、まったく影響がありません。帰省先や旅先など、暗い星空の下では、きっと多くの流れ星が見えるでしょう。