このところずっと話題の中心であった火星が、27日にいよいよ地球に最接近する。今回の接近は大接近で、明るさ-2.9等、視直径25.1"は火星としては最大級のものだ。一晩中赤く輝き続ける火星は、小口径の望遠鏡で見ても表面の模様をとらえることができる。スケッチや写真撮影にも挑戦してみよう。火星の自転周期は地球とほぼ同じなので、一晩中見ていれば自転に伴って表面の模様が変化するのがわかるだろう。
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