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2005年7月9日 水星が東方最大離角、金星と並ぶ

(説明図)
ステラナビゲータ Ver.7 で作成

太陽系の一番内側をまわる水星は、なかなかお目にかかりにくい惑星だが、7月9日に東方最大離角となるときは見つけやすいので水星の姿を見るチャンスとなる。というのは、水星のすぐ近くに明るい宵の明星の金星が見えており、金星を目印にすれば水星の位置の見当がひじょうにつけやすくなるからだ。7月8日と9日には、これに細い月が加わるのでさらに見つけやすいことだろう。

このときの水星の明るさは0.5等。肉眼でじゅうぶん認められる明るさだが、双眼鏡があればさらに見つけやすくなる。