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2005年12月22日 こぐま座流星群が極大

(説明図)
ステラナビゲータ Ver.7 で作成

こぐま座は一年中いつでも北極星とともに北の空で見ることのできる星座だが、12月の宵のころは、北の空低く下がった状態で見えている。その低く下がった小びしゃくの先にあるβ星の近くに放射点を持つこぐま座流星群が、12月22日の夜ふけにピークになるとみられているので注目してみたい。

この流星群はタットル彗星に関連するもので、出現期間は12月18日から12月24日の間、22日〜23日ごろピークとなる。ふだんの場合、1時間に数個といったところだが、時おり気まぐれに100個近い出現が見られたこともあったので突発的な出現に要注意である。

今年は12月24日が下弦であり、宵のうちは月明かりもなく好条件で見られるので、目は離せない。出現数は同じく12月に見られるふたご座流星群ほどのものではないので、そんなに多くは期待できないが、明るくゆっくり飛ぶので目にできればなかなか印象的なものだ。北の空の視界ができるだけ低くまでよく開けた場所で見ることをおすすめする。