2010年12月7日 月と水星が大接近、火星も並ぶ

(説明図)
ステラナビゲータ Ver.8で作成

夕方の西の空には2日に東方最大離角となったばかりの水星が見えているが、12月7日には、ここに月齢2の細い月が大接近する。かなり低空の現象なので、南西の空の見晴らしがよい場所を見つけておこう。近くには火星も並んでおり、双眼鏡を使うと3天体が同一視野におさまる。水星と火星が最接近するのは14日だ。

関連リンク

□

この解説は「アストロガイド星空年鑑2010」より抜粋しました。

「アストロガイド星空年鑑2010」は注目現象の見どころや毎月の星空のようすを写真とイラストで詳細に解説したムックです。2010年の星空を手軽に楽しめるビデオや、近く起こる天文現象を紹介したりシミュレーションで再現するパソコンソフトなどを収録したDVDが付属します。