2012年8月16日 水星が西方最大離角、細い月と接近

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より詳しい情報や観察方法は、特集ページをご覧ください。
【特集】2012年8月15日〜16日 金星・水星が西方最大離角

(説明図)
ステラナビゲータで作成

明け方の東の空に、木星と金星に続いて控えめに現れる水星が、太陽からもっとも離れて西方最大離角となる。

とはいえ、日の出1時間前でも高度5度ととても低い。この日は月齢28の細い月がすぐそばにあるのでそれも目印に、双眼鏡で探してみよう。高いところには、前日に同じく西方最大離角となった金星も見えている。

地球の内側を公転する水星や金星は、太陽の反対側に来ることはないので、決して真夜中には見えない。空の中での位置が太陽から大きく離れることがなく、見える時は必ず日没後の西の空か、日の出前の東の空となる。

今回のように太陽から西側にもっとも離れるときを「西方最大離角」と呼び、この日の前後は日の出前に観測しやすい。反対に太陽から東側に離れる「東方最大離角」のときは、日没後の西の空で観測しやすくなる。

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この解説は「アストロガイド 星空年鑑 2012」より抜粋しました。

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